宿 泊 編

　今回の旅行で利用した宿について、ハプニングとともに書いてみます。料金はツイン使用での１人分です。

ミュンヘン　７月19/26日
Hotel Senefelder　77.5マルク　カード可
　駅から徒歩数分のビジネス・ホテル。朝食には卵が付きます。これで３回目の利用、今回は２泊した。FAXで予約。朝食は６時30分からと早い。

 　日本出発前に現地ｉからホテルリストをもらい同じ通りにあるＡＢとは別の宿へ予約の手紙を出しましたがなかなか返事が来ませんでした。ｉに電子メールを送り確認してもらったところ、その宿では「満室で宿泊不可」のFAXを送ったとのことで、 代わりにＢを予約してくれました。
 　ミルシュタットへは鉄道駅シュピッタールの街を見てからバスで行く予定でしたが、待ち時間が40分ほどあったためタクシーで行くことにしました。運転手にホテルリストのマーカーで囲んだところを見せたのですが、地図にある通りと別な方へ入っていきます。変だなと思っていると運転手が車を降り探していましたが戻ってくるとホテルリストを見て「リストの一つ上の宿の住所を見ていた」　　とのこと、間もなく無事到着。
 　英語がうまいマダムが「１泊か２泊か」と訊く、そして「宿帳は明朝でよい」とのこと。予約が入っているはずなのに名前も訊かれないので少し変に思った。
 　壁のプレートには確かに「Strobl」と「Seemuehlgasse 56」の表示がありました。洗濯をして休んでいる間にもう一度ホテルリストを見ると、どうもオーナーの名前と番地が少し違う。コンサート会場を確認して夕食のときに同行者に話すと、「間違っていても今の所には宿泊代を払えば問題ない」、しかし私は、既に指名手配されているのではないかと思うと、おいしいはずのビールを飲んでも気が気でありませんでした。
 　しかし、後でよく見ると、屋根が続く隣どおしで姓が同じなので、親戚の経営だろうと解釈し、大きな問題にはならないだろうということにしました。しかし、チェックアウト後は逃げるようにここを出ました。設備・朝食は問題なし、マダムの応対も良く300シリングは安い。

フィラッハ　７月21日
Gasthof Bacchus 400シリング
 　ここもホテルリストを見てFAXを送りましたが返事が来ないので現地ｉに電子メールを送って確認してもらうと「予約のFAXは届いていない」とのこと。しかし空室があったので予約を入れてくれるとのことでした。

　前日のことがあったので慎重にチェックインしました。ここも英語がうまいマダムの応対が気持ちよかった。それよりも部屋の雰囲気が良く妻は大はしゃぎ。
   フィラッハが気に入った理由は第一にこの宿にあります。みなさんにもぜひお勧めです。朝食も良い。ここでも宿帳は明朝記入。駅から徒歩10分程度。

ウィーン　７月22/23日
Pension City　495シリング　カード可
 　地下鉄シュテファンスプラッツ駅から徒歩３分程度。２度目の利用。レセプションのお姉さんはちょっと無愛想だが英語はうまい。朝食には卵が付いた。部屋は冷蔵庫付き。古いリフトはちょっと怖い。22時を過ぎるとレセプションが閉まるのでチェックインが遅くなるときは必ず連絡を。このため途方に暮れている日本人女性３人を助けることになる。近くのレストランで鍵を持っている。チェックイン済みの場合は鍵をよこすので問題はない。FAXで予約。

ザルツブルク　７月24/25日
Pension am Dom　600シリング　カード可
　バスでザルツァッハ川を渡ってすぐ降りて歩いて２〜３分。利用した２室のうち１室はバスタブ付き。２度目の利用。かなり年輩のマダムの笑顔とその息子らしい人の誠実さが忘れられません。英語可。FAXで予約。

   以上、どの宿も部屋はきれいでシャワーとかの設備の故障もなし、朝食も充分、位置も良く安い、ということで同じ所へ行く際はまた利用することになると思います。